【公開講座受講】C言語 最終回

全4回の公開講座も本日で最終日となりました。

ようやく、かなり有用な内容に。惜しかったですね。ここから始まるような4回シリーズだと良かったんですが、あまりにも初心者以前の人ばかり集まりすぎたため相当遅いペースになりました。2.5時間x4日で10時間分あったわけですが、10時間もやってWindowsアプリの入り口までしか行かないのか、という感じでありました。

しかも、じゃぁ初心者の人には満足な内容なのか、と言うとそうでもなく、例えば変数の宣言についてなどの説明は一切ないため、おそらく何をしているかわからないと思われますね。ポインタなんかも当然のように出てきて、写経みたいなことになっていました。

僕が個人的に最も知りたかったウィンドウプロシージャに関する話が今日は聞けて、VCなんかを使うとIDEが全部やってくれちゃう部分を細かく説明してくれたので理解が深まりました。こういうとき原理主義みたいな先生は非常に良い。

今日もものすごい発言が大量に飛び出してました。

まず、リソースエディタ。一応リソースエディタの説明もあったわけですが、「こんなものはいらないし使わない」みたいな話で、がりがり全部コーディングするという方向でありました。さすがです。

さらに、先生自身はほとんどウィンドウアプリケーションを作らないとのことで、「コンソールで何ら問題ない」と言い切っておられました。キーボードだけでオペレーションもできる、とマウスさえも不要ぐらいの勢いです。

そういう人によるWin32APIを使ったWindowsアプリの解説なので、ブラックボックスが全然ないのです。すべてコードを書き、意味合いを解説してくれました。さわり程度とはいえ、wParamやlParamといったパラメータの意味や使い方などの理解が深まりました。

リソース周りのイベントナンバーを定数としてDefineする話などは、3dsmaxのプラグインを書くときに浅い理解のまま書いていたことの本来の意味がよくわかりました。これだけでも受けたかいがありました。

以前同じ大学の公開講座で数学を受講し、今回はプログラミング。また理系の講座があったら是非参加したいと思います。