Dell Dimension9200 再利用計画
寝室の片隅に、使わなくなったタワー型のPCを横倒しにして積み上げてあるのですが、ふとその中の一台に使い道があるのではないか、と思い、自室へ引っ張り出してきました。
DellのDimension9200です。
外観は嘘みたいにきれいです。
このPCは初めて北海道へ移り住んで、専門学校でCGを学んでいるころに買ったものなので買ったのは多分2006年だと思います。当時メインで使っていたDellのPrecision470のサブ機として購入したものでした。
そのまましばらくサブ機として使った後放置していたと記憶していたので、おそらくプリインストールのWindowsXPがそのまま入っているだろう、と思っていました。
しかし起動してみると…。
Debian7ですね。Wheezyです。このバージョンのDebianは多分2014年ごろなので、そのころに再利用を考えたということでしょう。しかし全く記憶にありません。データを見ても使った形跡がなく(ホームフォルダが空っぽ)、OSだけ入れて結局使わなかったのかもしれません。ウィンドウシステムがインストールされていないのでサーバとして使うつもりだったのだと思いますが、結局やめたのでしょう。
CPUを調べるとPentium Dと出ました…。なるほど、おそらくこれをサーバとして使わなかった理由は消費電力でしょう。Pentium Dは割と短命だった印象がありますが、実に中途半端なCPUでした。たしかアーキテクチャとしてはx86なのですが、64bit版のOSを動かせる、というような触れ込みだったと思います。デュアルコアの先駆けみたいなCPUで、スペック的にはハッタリが効いていました。しかし消費電力が高いという難点がありました。
当時スペックの割に割安だったのでサブ機にちょうどよかったのと、メインで使っていたPrecision470はPentium4のXeonを2個搭載したとんでもない消費電力を誇るマシンだったので、あまり気にならなかったのではないかと思います。
これを今回はあらためてサブ機として復活させることを検討していますが、やはりあまりに電気代が上がるようだったら廃棄ってことにならざるを得ないかもしれません。
今はSparkyLinuxのインストールDVDを作成中です。Sparkyでの復活作戦始動です。
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